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2004.12.10

Steps Tournament

あるポーカールームで、Stepsというトーナメントが開催されています。

Step1(参加費11+1)から始まって、上位に入賞すると上のStep(または同じStepや下のStep)への参加権が得られます。最後のStep5まで勝ちあがって優勝すれば賞金が9,000もらえます。

ここで見落としがちなのが、実質的な参加費です。

例えば、Step1はバイインが11、エントリーフィーが1、定員は20人、上位4名がStep2の参加権(50+5)をもらえます。

バイイン(11)X 人数(20)÷ 入賞人数(4)= 55

この55の中には、Step2でのエントリーフィー(5)が隠れているので、実際の価値は50です。つまり、Step1の参加費(11+1)は、Step2まで勝ち進んだことを考えると10+2であるといえます。

同様にStep3, Step4, Step5まで勝ち残ったとするとどんどん隠れエントリーフィーで抜かれていきます。これをStep1の参加費に置き換えると、実際は8.15+3.85となります。

Step 名目
Buy
-in
Fee 賞金
総額
隠れ
Fee
実質
賞金
実質
Buy
-in
実質/
名目
実質
Buy
-in
(Step1
相当)
1 11 1 220 20 200 10 90.1% 10
2 50 5 1000 70 930 46.5 93% 9.3
3 200 15 4000 265 3735 186.75 93.38% 8.68
4 500 35 10000 620 9380 469 93.8% 8.15

Step1はエントリーフィーが高すぎるからプレイする価値がない、というわけではありません。

コスト12で最大9,000のリターンを得られるチャンスは、なかなかありません。2,000人程度のマルチテーブルトーナメントに出て優勝しても賞金は4,000-5,000くらいでしょう。

避けなければいけないのは、Step1に毎日何回も参加することだと思います。もし1ヶ月に50回もStep1をプレイするならば、Step4にダイレクトバイインした方がいいでしょう。実際Step4はかなり良い条件(上位8人がStep5、次の2人がもう一度Step4)です。

週末にはStep4やStep5にダイレクトバイインしてくるフィッシュが多いかもしれません。平日はライブで稼ぐなり普通のSTTや2TTで腕を磨いて、週末までにダイレクトバイイン分稼げたらStep4やStep5に挑戦。稼げなかったら1回だけStep1やStep2に挑戦して、残りは翌週に回す。といったようなルールを決めてからプレイしてもいいかもしれません。

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コメント

とりあえず、気がついたこと。
①1stepはやはりと言うか、アグレッシブなのが多い、でも最低1/5は2Stepに行けるので、ゆっくりと進めていけば、1stepに戻ることは少ないし、最悪でもミニマムをゲットできる。
②2~3テーブルを同時進行させてるプレイヤーには注意。今のところでは注意人物は少ないのでリストアップは可能。
④殆どが1~2時間で終了するので、疲れない(笑)。
ということだけど、このStepsは私にはぴったりなシステムなので楽しみである(^^)。

投稿: aki | 2004.12.10 07:40 午後

こういう「コロガシ」(parlay)型のマネーマネージメントになっている場合の期待値は、上手い人はころがせばころがすほど期待値が大きくなるし、逆に下手な人はころがせばころがすほど期待値が小さくなるので、実は腕に自信があればおいしいんじゃないかと思います。

簡単な例:じゃんけん(引き分けなし)に
1回勝つと配当2倍
3回連続かつと配当8倍
という2種類のゲームを仮定

普通の人:勝率0.5
よって、3回連続勝つ場合の期待値
8*0.5*0.5*0.5=1
(1回勝った場合と期待値は変わらない)
上手い人:勝率0.6
3回連続勝つ場合の期待値
8*0.6*0.6*0.6=1.728
1回勝つ場合の期待値
2*0.6=1.2
と3連勝ゲームの方が圧倒的においしい。

下手な人:勝率0.4の場合(式は略)
3回勝つ場合の期待値→0.3072
1回勝つ場合の期待値→0.8
3連勝ゲームに参加すると大損!

Steps Tournamentの場合は、上にいけば行くほどプレーヤーの平均スキルも上がると考えられるので、じゃんけんの例ほど単純ではないと思いますが、腕に覚えがある場合はStep 1から参加した方が、よりおいしいと思います。
よってakiさんやawkさんならstep1から参加すべしということになります。初心者からカモるに絶好ですね。

投稿: | 2004.12.16 06:36 午前

吠さん、コメントありがとうございます。

なるほど、上手い人の期待値は転がす程大きくなりますね。僕は普通の人を対象に考えていたので、見逃していました。ありがとうございます。

じゃんけんの例と同じようにStepsでの期待値を計算してみました。

下手な人:0.221
普通の人:0.677
上手い人:1.683
(下手な人の勝率は普通の人の勝率の2割減、上手い人は2割増)

参考程度ですが、Step1で普通の人より勝率が20%増しだった上手い人が、次のStepに上がるたびに5%ずつエッジが少なくなり、Step5では普通の人となった場合、期待値は1.078でした。この場合は、Step1と同レベルの勝率(普通の人より勝率2割増し)を出せるSit and Goで期待値1.090を目指した方が若干有利そうですが、この程度の差なら前者で遊ぶのもいいですね。

ということで、akiさん頑張ってください。またゲーム数が増えたら経過を教えてください(^^)

僕はリッジレーサーで忙しいのでやりませんが、某国在住の友人には薦めておきますw 

投稿: awk | 2004.12.16 03:57 午後

吠さんの例は解りやすいね。スキルが無くても上達するには、もってこいのシステムなんだよね。
何故かというと、S-1は4位、S-2は7位、S-3は12位、S-4は15位を確保すればFreeRollみたいなもの。ここで勝ち残るには、一発の勝負強さではなく、長期的なマネイジメントがポイントになってくるはず。最近みてると皆が判って来て無駄なベットをしなくなってる。ということは、ポーカーがギャンブルとしてではなく、マネイジメント、もしくは競技種目として成り立つことを意味している。ピュアなスキルがそこに在り得るということは、囲碁・将棋・チェスに近い世界を垣間見ることが出来るかも知れないという別な楽しさを生み出していると言えないだろうか?
ゲーム数を重ねるほど差が出るという、吠さんの切り口は説得性があるよね。
今日から徹夜しようかな~(笑)。

投稿: aki | 2004.12.16 07:48 午後

色々考えてみましたが、やるならやっぱりS5にダイレクトバイインかなと思いました。オヤヂ論的な話になりそうだけど長くなるので続きはまた今度。

投稿: awk | 2004.12.17 08:33 午後

initializing:Saxons portmanteau coveting tones deactivate!... Thanks!!!

投稿: | 2007.04.01 01:16 午後

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受信: 2005.07.06 01:54 午前

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